薬剤師の退職理由は?

薬剤師は景気の影響を受けにくい仕事だと言われています。 事実、主要産業の平均離職率が16~17%と言われている中、薬剤師の離職率は10%に満たない数字です。 ただ、薬剤師は女性が多い職業であるため、結婚や出産のタイミングで離職する傾向が高くなっています。雇用形態別で見てみると、パート薬剤師の離職率は20%を超えています。

しかし、パートという雇用形態は不安定なので、離職率が高くなるのは仕方のないことだとも思います。 離職する理由は様々です。 調べてみた理由をいくつか挙げてみたいと思います。

ひとつが給料に対する不満です。 一般的な給料よりも薬剤師の給料は高めです。 平均初任給も高くなっています。 しかし、その後の昇給は決して大きくはありませんし、初任給が高い分、期待はずれに感じる向きもあるかもしれません。

また、薬剤師は高学歴の人しかできない仕事ですので、学歴との比較で給料が低いと感じるのでしょう。 さらに、病棟勤務だけをみてみると、薬剤師でも夜勤があり、仕事もハードです。

そのような仕事の環境が、仕事内容の割に給料が安いと感じられる理由なのかもしれません。 そのうえ、薬科大学の学費は理系大学の中でも高い方なので、学費に見合わないという不満も考えられそうです。

もう一つの理由が、待遇の不満です。 薬剤師は能力がある方しか持てない資格なのですが、薬局などで調剤のみの仕事を行っている場合には仕事が単調になりやすく、やりがいが見いだせなくなるという考えがあります。

また、ドラッグストアに勤めている場合には、調剤の仕事の合間には他の仕事を求められることが不満となる場合もあるようです。 社会や患者とのより強い関わりや、やりがいを求めて、病院や製薬会社への転職を求める場合があるようです。

反対に、長時間の勤務や休暇の取りにくさを理由に挙げる人もいます。 それぞれの生き方、考え方、環境が違いますので、これらの条件が障害となる場合もあるのでしょう。

実際、MRやCRC、CRAは給料が高いのですが、サービス残業や出張が多いなど、激務となっています。 家族の状況や自分の健康などを考えた時に、転職を決める場合があるようです。

大きく分けると、自分の求める仕事とのミスマッチが原因になっている場合と、仕事以外の環境が変化したことが原因になっている場合があると思います。

しかし、どちらの場合も我慢して今の仕事を続けるよりも、より自分に合った新しい職場へ転職した方が将来的に良いと考えられます。 より自分の人生によい選択とするためにも、良い転職を進めたいものです。

転職のためにはよりよい情報収集が必要です。 また、できるならば親身になって相談に乗ってくれる、経験豊富で優秀なアドバイザーがいれば安心です。 自分に合った仕事を見つけるためにも、よりよい求人情報を利用していきましょう。