病院薬剤師の悩み、給料が安い

病院薬剤師の仕事内容は通常の調剤業務に留まらず、幅広い業務を担います。 例えば、入院する患者さんへの対応をする病棟業務、薬局では扱わない注射薬や抗がん剤などの取扱い、時には1,000種も超える医薬品の管理と医師らへの情報提供、医師や看護師らとのチーム医療への参画等々、より医療に携わり、高いスキルと知識を身につけられる場でもあります。

高度でありながら、仕事も忙しい傾向にあり、病院によっては夜勤も発生します。そんな仕事ぶりなのに、薬剤師の職場の中でも給料が最も安いのが病院という矛盾した点があります。働いた分だけ給料に反映されないとは、どうしてでしょうか?

理由としてあげられるのは、病院薬剤師が国の医療制度の中で働いている点があげられます。病院は保険医療により患者さんより3割を徴収し、残り7割は国から支給されます。しかし、国も財政難であるため、医療報酬を下げることで国の支出を抑えようとしています。

そうなると、病院が受け取る金額が少なくなり、病院も財政難になります。それでなくても医師をトップに専門職を抱える病院なだけに、その配分は厳しくなり薬剤師に宛がわれる金額が低くなってしまうのです。

さらに、薬剤師は難関の国家資格を得た人たちであるだけに専門意識が高くなっています。よって、より専門性を発揮できる職場である病院は非常に人気があります。そこで低い給料を設定しても応募が集まってしまう需要と供給のバランスからくる原因もあります。

それだけ薬剤師にとって、給料には代えられない魅力が病院にあるという証拠になります。自分が調剤した薬によって患者さんが回復していく様子を傍で見られるのも病院薬剤師の醍醐味ですし、生の医療現場に関われるのも病院薬剤師ならではです。

それでも病院薬剤師として収入アップを狙いたい…ということでしたら、なかなか狭き門ではありますが、大学病院で実力を認めてもらい、薬剤部長等の役職を得ることも考えられます。 そうすれば、800万円~といった収入も見込めます。

もしくは国公立の病院で公務員として勤務すれば、毎年の昇給で収入が右肩上がりになり、退職金も充実しているので、生涯給与としては他の公務員以上になることもあります。

しかしやはりほとんど薬剤師が病院を勤務先に希望するのは、職場に専門職としてのやりがいが非常に感じられるからです。よって、希望の仕事内容ができない病院もありますので病院選びは慎重になりましょう。

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